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2023年8月、リバプール本拠地アンフィールド。ユルゲン・クロップが「ナンバー6を埋める選手が必要だった」と記者会見で語った数日後、遠藤航がリバプールに加入した。移籍金は1,600万ポンド(約30億円)、ボーナス込みで最大2,100万ポンド(約39億円)、契約は4年。30歳での移籍だった。
正直、当時の英メディアの評価は冷めていた。「シュトゥットガルトのキャプテンとはいえ、リバプールのレベルには合わない」「年齢的に短期的な補強」——遠藤航がプレミアリーグで通用するか、誰もが半信半疑だった。
ところが2024-25シーズン、遠藤はリバプールでカラバオカップ優勝に貢献。アンフィールドで「ENDO! ENDO!」のチャントが鳴り響く光景は、日本のサッカーファンにとって誇らしいものだった。
そして2026年4月現在、遠藤航は日本代表のキャプテンとして、最後のワールドカップに向けて準備を進めている。33歳。彼にとって2026年W杯は、間違いなく最後の大舞台になる。
この記事では、湘南ベルマーレで磨かれた守備力、シュトゥットガルトで証明したブンデスでのデュエル王、リバプールでの逆転劇、そして日本代表キャプテンとしての現在地までを、整理しておきたい。
1. 遠藤航 基本プロフィール
| 項目 | 内容 |
| 本名 | 遠藤 航(えんどう わたる) |
| 生年月日 | 1993年2月9日 |
| 年齢(2026年6月時点) | 33歳 |
| 出身地 | 神奈川県横浜市 |
| 身長 | 178cm |
| 利き足 | 右 |
| ポジション | MF(守備的MF、アンカー) |
| 現所属クラブ | リバプール(プレミアリーグ) |
| 日本代表 | 2015年デビュー、A代表出場80試合超、キャプテン |
| ニックネーム | キャプテン、デュエル王 |
2. 横浜の少年:湘南ベルマーレに見いだされた中学生
遠藤航は神奈川県横浜市の生まれ。家族は普通のサラリーマン家庭で、兄の影響でサッカーを始めた。
中学2年次に湘南ベルマーレユースの練習に参加した際、当時ユース監督だった曺貴裁に注目された。中学3年でユースからオファーを受け、神奈川県立金井高等学校に進学すると同時に湘南ベルマーレユースに入団。一般的な高校サッカー部ではなく、Jリーグユースで毎日トップレベルの育成を受ける環境を選んだ。
湘南ベルマーレのアカデミーは、当時の日本では珍しく「ハードワーク」を哲学に据えるクラブだった。守備の運動量、球際の強さ、最後まで走り抜く精神——これらを徹底的に叩き込まれた4年間が、後の「デュエル王・遠藤航」の基礎を作った。
高校2年時の2010年3月にトップチーム登録。2010年6月5日、ナビスコカップ・モンテディオ山形戦(NDスタジアム)でプロデビューを果たした。当時17歳。高校生プロ選手としてJリーグの舞台に立った。
3. 湘南ベルマーレ:6年間の濃密な経験
湘南ベルマーレでのプロキャリアは6年間。曺貴裁監督の下で、遠藤は様々なポジションを任された。本職はDF(センターバック)、SB、ボランチまで、攻守両方のポジションをこなす。
この「何でもできる選手」になった経験が、後にヨーロッパで武器になる。守備的MFとしてプレーしながら、必要に応じてDFラインにも下がれる柔軟性は、現代サッカーで非常に重宝される能力だ。
2015年、遠藤は浦和レッズへ完全移籍。J1上位クラブで経験を積み、海外移籍への足がかりを作った。
4. ベルギーからシュトゥットガルトへ:欧州での飛躍
シント=トロイデン(2018年)
2018年、25歳の遠藤航はベルギー1部のシント=トロイデンVVへローン移籍。同チームには日本人が複数所属していた時期で、遠藤もここでヨーロッパサッカーの感覚を掴んだ。
VfB シュトゥットガルト(2019-2023):デュエル王の称号
2019年、遠藤はVfB シュトゥットガルトへ完全移籍。当時シュトゥットガルトは2部に降格していたが、復活を目指していた。
ここで遠藤はボランチ(守備的MF)として完全に開花する。1年目で2部優勝・1部昇格に貢献。
そして2021-22シーズン、ブンデスリーガで「デュエル成功率」リーグ1位を獲得。ファンから「デュエル王(Zweikampfkönig)」と呼ばれるようになる。
2022-23シーズンもデュエル王2連覇。この時期、シュトゥットガルトはキャプテンを遠藤に託し、ドイツメディアは「日本人キャプテンがチームを救った」と絶賛した。
シュトゥットガルト時代の主な成績
| シーズン | リーグ戦出場 | デュエル成功率 |
| 2019-20 | 2部 32試合 | リーグ上位 |
| 2020-21 | 1部 33試合 | リーグ上位 |
| 2021-22 | 1部 28試合 | 1部リーグ1位 |
| 2022-23 | 1部 28試合 | 1部リーグ1位 |
5. リバプール:30歳での移籍、クロップの最後の補強
移籍金約30億円(最大39億円)、4年契約
2023年8月、リバプールが遠藤を獲得。移籍金は1,600万ポンド(約30億円)、ボーナス含めて最大2,100万ポンド(約39億円)。契約期間は2027年6月30日まで(4年契約)、背番号は前任のファビーニョから引き継いだ「3」。
クロップ監督は記者会見で「チームには『ナンバー6』が必要だった」と語り、遠藤がその役割にぴったりだと評価した。
1年目:苦戦も、徐々に存在感
加入直後は「リバプールのテンポについていけない」と批判された時期もあった。だが2023-24シーズン後半、遠藤は徐々に先発の機会を増やし、カラバオカップ優勝に貢献。
2024-25シーズン:完全なるレギュラー化
クロップ退任後、新監督アルネ・スロットの下でも、遠藤はリバプールの「破壊と創造の間にあるピボット」として欠かせない存在に。守備的MFとして、相手の攻撃を破壊し、即座にチームの攻撃の起点となるパスを供給する。
リバプールでの主な成績
| シーズン | リーグ戦出場 | タイトル |
| 2023-24 | 26試合 | カラバオカップ優勝 |
| 2024-25 | 30試合超 | プレミア準優勝 |
| 2025-26 | 主力として継続 | 進行中 |
6. 日本代表での軌跡
2015年デビュー、苦労の若手時代
遠藤の代表デビューは2015年。当時22歳。だが本格的に主力になるのは、2018年ロシアW杯後の世代交代以降だった。
2022年カタール・ワールドカップ:守備の要
2022年カタールW杯、遠藤は全試合フル出場。ドイツ戦・スペイン戦の歴史的勝利で、守備の中盤を完璧に統率した。彼の運動量と球際の強さがなければ、グループ首位通過はなかった。
2023年〜:吉田麻也の引退とキャプテンマーク
2023年、長年の代表キャプテン吉田麻也が国際試合からの引退を発表。森保監督は次期キャプテンに遠藤航を指名した。
リバプール移籍と同時にキャプテンマークを背負った遠藤は、ピッチ上でも控室でも、寡黙だが行動で示すリーダーとして、若い選手たちを統率している。
2026年に向けて:最後のワールドカップ
2026年6月、遠藤航は33歳。これが間違いなく最後のワールドカップになる。
森保ジャパンの2026年W杯メンバー選考で、遠藤の名前は最初に書かれる確実な存在。中盤の底でチームを統率する役割は、誰にも代えられない。
7. 遠藤航のプレースタイル
デュエル王:球際の鬼
遠藤の最大の武器は1対1の球際の強さ。ブンデスリーガで2年連続デュエル王を獲得した実績は、世界基準で見ても異例。
タックル、インターセプト、空中戦——どの局面でも「絶対に負けない」姿勢が、彼の代名詞になっている。
守備的MFとしての万能性
遠藤は伝統的な「破壊型ボランチ」ではなく、ボールを奪った瞬間に縦パスを供給できるタイプ。リバプールやシュトゥットガルトの戦術で、攻撃の起点となるパスを何度も繰り出している。
キャプテンとしてのリーダーシップ
寡黙だが、ピッチ上での声かけ、戦術理解、走る量でチームメイトを動かすタイプのリーダー。派手さはないが、誰もが認める存在感がある。
弱点
- 年齢:33歳というのは守備的MFとしてはピーク後半。2026年W杯後の去就は注目される
- 得点力:ボランチとしてはゴール数は少ない(キャリア通算でも一桁)
8. 2026年ワールドカップの注目ポイント
キャプテンとして最後の大舞台
遠藤航にとって2026年W杯は、間違いなく選手としての集大成。33歳、リバプールでのプレミアリーグ経験を背負って、日本代表のキャプテンマークをつけてピッチに立つ。
中盤の底、絶対不可欠な存在
森保ジャパンの中盤は、遠藤航(アンカー)+ 守田英正・田中碧(インサイドハーフ)の3枚が基本形。遠藤がいないと日本代表は成立しないと言っても過言ではない。
2022年の延長線にある期待
2022年W杯でドイツ・スペインを破った日本代表。2026年も同様の戦術が想定されており、遠藤の役割は変わらず「守備で勝負を決める」。
9. 遠藤航の試合を見るには?
プレミアリーグ(リバプール)の試合を見るには
| サービス | 月額 | 特徴 |
| WOWOW | 2530円 | チャンピオンズリーグ |
| ABEMA | 月額無料(プレミアム960円) | 一部試合無料配信 |
| DAZN | 4,200円 | プレミア・ラ・リーガ・W杯予選 |
日本代表の試合を見るには
- DAZN:W杯予選・親善試合の多くを独占配信
- 地上波:W杯本戦は地上波で全試合放送
- WOWOW チャンピオンズリーグ
10. 遠藤航グッズを手に入れる
リバプールの遠藤航レプリカユニフォーム、日本代表ユニフォームは、楽天市場・Amazon で購入可能:
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11. まとめ:寡黙な絶対王者、最後のW杯へ
遠藤航の物語は、湘南ベルマーレの「ハードワーク哲学」から始まり、ブンデスリーガでのデュエル王連覇、リバプールでの逆転劇を経て、日本代表キャプテンへと到達した着実な積み重ねの物語だ。
派手さはない。スター性もない。だが、「絶対に負けない球際」と「最後まで走り抜く運動量」で、彼はヨーロッパサッカーの最高峰で日本人選手の存在感を示し続けてきた。
2026年北中米ワールドカップ、33歳のキャプテン遠藤航が背負うのは、日本代表の魂そのものである。最後のピッチで、彼は何を残してくれるのか——日本中が見守ることになる。
参考情報源
- リバプール公式サイト:https://www.liverpoolfc.com/
- 日本サッカー協会:https://www.jfa.jp/
- 湘南ベルマーレ:https://www.bellmare.co.jp/


